日本時間10月31日(火)午前9時から開催されるAppleイベントでは、M3シリーズのチップを搭載した新型Macが発表される見通しです。
M3シリーズのチップは、iPhone 15 ProのA17 Proチップと同じ3nmプロセスで設計されており、5nmプロセスのM1やM2よりも省電力性とパフォーマンスの向上が期待できるということで、今年最も注目のイベントとなります。直前情報として、Bloombergが同イベントで発表されるとみられる新型Macについて言及しています。
14インチ / 16インチMacBook Pro
コードネームがJ514とJ516であることから、14インチと16インチのMacBook Proだと予想されています。14インチと16インチはハイエンドモデルとなるので、M3 ProとM3 Maxチップが搭載されます。
開発中のテストバージョンでは、CPUとGPUのコア数は以下ようになっています。
M3 Pro
- 12コアCPU(6の高性能コア + 6の高効率コア) / 18コアGPU
- 14コアCPU / 30コアGPU
M3 Max
- 16コアCPU(12の高性能コア + 4の高効率コア) / 40コアGPU
- 24GB RAM / 48GB RAM
13インチモデルについては今回のイベントでは発表されず、2024年に登場するMacBook Airと同時発表になりそうです。
24インチiMac
通常は影の薄いiMacですが、今回はM3チップを搭載する初めてのMacになることから、注目のモデルとなります。外観デザインはM1 iMacから大きな変更は無く、カラーバリーエーションも同じ。
M3
- 8コアCPU(4の高性能コア + 4の高効率コア) / 10コアGPU
一部、スタンドが刷新されている可能性があるのと、カラフルなUSB-Cケーブルが付属するということです。このUSB-Cケーブルは、iPhone 15に付属するものとしてリーク写真が公開されていました。
USB-Cタイプの周辺機器
Macの周辺機器として販売されているMagic Keyboard、Magic Trackpad、Magic Mouseそれぞれが、LightningポートからUSB-Cポートへ変更されたタイプが登場します。
以上が今回のイベントで発表される製品ということです。
- Source Bloomberg