iOS 18.4より、iPhoneのデフォルトのマップアプリとして、Apple Maps以外のアプリを設定できるようになります。
たとえば、Googleマップをデフォルトのマップやナビアプリとして使うことができるわけです。これはEU規制によるもので、アプリストアの制限解除と同じくEUのiPhoneユーザーのみが恩恵を受けることになります。(2025年3月14日現在)
Appleは、これまでにもiOSのデフォルトのアプリをいくつか設定できるように緩和させていて、日本のiPhoneユーザーでも利用できるものとしては、メール、メッセージアプリ、ブラウザ、翻訳、パスワードなどがあります。
デフォルトのアプリとして設定することで、リンクを開いた時に起動するアプリをiOS標準アプリからサードパーティアプリへと変更できます。サードパーティアプリを主に使用している場合は、より効率的にiPhoneを使うことができます。
iOSデフォルトのアプリ設定方法
設定 > アプリ > デフォルトのアプリ
iOS標準アプリよりもサードパーティアプリを多用するケースとしては、やっぱりマップアプリですよね。あとはお天気アプリかな。これも設定できるようになるといいのですが。
EU規制がなければ未だにiPhoneはLightningポートだったと思うと、EU規制の恩恵はかなり大きいものがあります。