中国の最大手メーカーHuaweiから、折りたたみができる大型タブレット端末「MateBook Fold」が発表されました。
18インチの大画面で使える超大型タブレットで、内開きタイプ。折りたたむと13インチサイズで持ち運ぶことが出来ます。2層OLEDフレキシブルディスプレイを搭載して、解像度は3296×2472 px。本体の92%が画面の薄型ベゼル設計。
重さは1.16kgと一般的なタブレットよりもかなり重いですが、13インチのラップトップよりはわずかに軽いという感じで、展開すると18インチの大型ディスプレイを利用できるというデバイスになります。
ウィンドウは3本指で自由に配置可能。
仮想キーボードを使って、ラップトップのように使うこともできます。
ヒンジ部分。
外装はシリコンレザーが貼り付けられています。
実は、これと同じような大型の折りたたみデバイスをAppleも開発中といわれています。
そちらは18.8インチの折りたたみデバイスで、2027年後半〜2028年に量産される予定となっているので、登場はまだまだ先の話になりますが、アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、Amazonも同様の折りたたみデバイスを開発しているということです。
Amazonの折りたたみデバイスは、2026年後半〜2027年頃に量産体制に入る可能性があるということで、Appleよりも1年早く市場に投入されることになり、Appleにとって強力な競争相手の1つになります。
- Amazon:2026年後半〜2027年に折りたたみデバイス量産
- Apple:2027年後半〜2028年に折りたたみデバイス量産
Amazonデバイスの路線からすると、高スペックではなく比較的リーズナブルな価格帯で登場することが予想されるので、消費者からするとなかなか魅力的ではあります。
Appleの折りたたみ大型タブレットに関しては、間違いなくハイエンドモデルとして登場することになるので、MacBookのように製品として成熟するまでは一部の人しか手を出さないモデルになりそうです。
- Source Ming-Chi Kuo on X
- Source HUAWEI MateBook Fold