
今年の9月に正式リリースされる最新のiOS 19には、AIを使ったiPhoneのバッテリー管理モードが新機能として導入される計画があるとBloombergが報じています。
どのような機能かというと、ユーザーのデバイスから匿名で収集したバッテリーデータを使用して、消費電力が大きい特定のアプリや機能をApple Intelligenceを使って予測して、それを調整することでバッテリー駆動時間を延ばすという機能になるといい、Apple Intelligenceが導入されて初めての実用的な機能となります。
AIを使ったバッテリー管理機能が導入されることになった経緯としては、9月に発売予定の薄型モデルiPhone 17 Airの存在があります。

(image: AppleTrack)
このモデルは薄型のため、通常モデルよりもバッテリー容量が少なくなることから、そのデメリットを補う為に、AI機能によりバッテリー駆動時間をできるだけ延長できるようにしたのだと予想されます。
iOS 19に関しては、AI機能の追加とインターフェイスのデザイン刷新が大きなアップデートとして伝えられていますが、大幅なアップデートとなるために不具合が懸念されており、Appleの開発チームは不具合の解消についても力を入れているということで、iOS 19はiOS 18よりも不具合の少ない安定したバージョンになるかもしれません。
iOS 19は6月開催のWWDC 25で発表され、機能の紹介が行われる予定です。
- Source Bloomberg