
(image: sony)
ダッシュするゾンビ映画として話題となった『28日後』の続編の続編となる『28年後』。
ダニー・ボイル監督とアレックス・ガーランド脚本に戻った事や『28日後』の主人公ジム役のキリアン・マーフィーが出演(?)していることの他に、iPhoneで撮影された娯楽映画作品としても注目されています。
ダニー・ボイル監督のインタビューによると、撮影には複数のiPhoneをマウントした 3種類のリグ(8台のiPhone、10台のiPhone、20台のiPhone) も活用され、アスペクト比2.76:1のワイドスクリーンの没入感のある映像になっているとのこと。
実際に20台のiPhoneをマウントした巨大なリグを用いた撮影シーンの様子が写真で公開されていますが、めちゃくちゃインパクトがある撮影シーンで、このシーン自体がまるで映画のようです。

(image: sony)
古くはマトリックスで採用されたバレットタイム撮影を、20台のiPhoneで組んで実現。
このシーンは映画の後半に登場します。かなり生々しいシーンですが、新しいテクニックを使った素晴らしいショットで、驚くような映像になっているそうです。
28年後 あらすじ
感染を逃れたわずかな人間たちは、ウイルスが蔓延した本土から離れ、孤島に身を潜めている。対岸の本土にいる感染者から身を守るため、島の人々は見張り台を建て、武器を備え、コミュニティの中の厳しいルールに従って“安全に”生活している。そこに暮らす家族が、ある任務を実行するために島を出て本土に向かおうとしている。 父親のジェイミーと息子のスパイクだ。 「その子にはまだ早い」と言う人々の忠告に対し、ジェイミーは「大丈夫だ」と島民を説得し、2人は頑丈な門の外に出る。本土と島をつなぐのは一本の土手道だけ。そして、島を離れて本土に行けば、誰も救助には来ない。弓矢を構えて森を抜ける2人の前に、変わり果てた姿の<感染者たち>が現れる。
服が朽ちて全裸ダッシュしてくる感染者は、進撃の巨人の奇行種のようだし、28年経過して進化した感染者はゲームのLeft 4 Deadのようだし、親子でサバイブしていく様子はウォーキング・デッドのようだし、既視感も含めて非常に楽しみな作品。
日本では6月20日から劇場公開されます。
- Source IGN
- Source 映画『28年後...』オフィシャルサイト