ダニー・ボイル監督の新作ホラー映画『28年後(28 Years Later)』は、普通のカメラではなくiPhone 15 Pro Maxを使って撮影されたとWiredが伝えています。
話題性のためにワンシーンのみiPhoneを用いている類のものではなく、メインカメラとしてiPhone 15 Pro Maxを使用。撮影シーンを捉えた写真には、iPhone 15 Pro Maxにカメラリグを組んだ撮影機材が確かに確認できます。
バカでかいレンズに、なんだか良くわからない機材がいっぱいくっついたゴテゴテのカメラリグ。もはや、ここまでの装備になるとベースがiPhoneだろうがなんだろうが変わらんだろうという気もするけど。
このシリーズの最初の作品となる『28日後(28 Days Later)』も、当時としては斬新なデジタルカメラによる撮影であったため、そういった伝統があるのでしょうか?しかし、現在のiPhoneで撮影した映像は非常に自然になっているので、かつてのデジタルカメラのようなチープさは一切無く、言われなければiPhone 15 Pro Maxで撮影された映画だと気が付かないかもしれませんね。
今作の『28年後』はゾンビ系映画の新しい3部作として計画されていて、2025年に公開予定。今作では『28日後』の主役だったキリアン・マーフィーも再登場するということで、めちゃくちゃ気になる作品。しかし、改めて28◯◯シリーズを調べてみると、2作目の『28週後』はロバート・カーライルが主演だったのでダニー・ボイル作品とばかり思っていましたが、監督も脚本家も別の人だったんですね。
- 28日後:ダニー・ボイル、アレックス・ガーランド
- 28週後:Juan Carlos Fresnadillo
- 28年後:ダニー・ボイル、アレックス・ガーランド
感染ウイルスが蔓延して文明崩壊後の世界で28年間も生き続けたキリアン・マーフィーがどのように変わっているのかが楽しみですが、iPhone 15 Pro Maxで撮影したという部分にも注目するとさらに楽しめそう。
- Source WIRED
- Source 28 Years Later (2025) - IMDb