6/24に行われたソフトバンクの株主総会にて孫正義氏が、iPhoneをモデムにする「テザリング機能」がソフトバンクモバイルで使えない理由を語っています。それによると、定額制でこれを許可してしまうと一部のヘビーユーザーが帯域を独占してしまい、結果、同じ料金を払っている他のユーザーに迷惑が掛かってしまい、これは大変不公平感がありますので、経営判断として許可できないということです。
iPhoneのユーザーは一般ユーザーの10倍のパケットを使う。そこにテザリング機能を利用可能にしたら,100倍,200倍のパケットを使う人が出てくるだろう。定額料金でデータ容量が増えるのは投資効率が悪い。一部のユーザーが求める機能を提供するために,100人分の帯域を占拠させるのは,他のユーザーに申し訳ない。通信料金が青天井ならばテザリング機能も容認する。
[ ITpro ]