ヘルメットマウントの歴史に見るアクションカメラの進化

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GoPro HEROに代表されるアクションカメラの登場により、ここ2、3年でかなり一般的になってきたヘルメットマウント。一昔前なら、TV番組などで使用されるCCDカメラが記憶に残っているという方も多いはず。しかし、このスタイルの発祥はいつ頃なのか、案外知らないものです。

kottke.orgの記事によると、その発祥となるのは今から遡ること53年前。1961年ボブ・サンクラーという人がスカイダイビングの際に、SONYの16mmフィルムカメラを装着したのが最初だと言われています。この時、ボブさんはお腹に巨大なバッテリーパックを装着しており、とっても重そうなのが何とも時代を感じさせますね。

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その後、1966年のモナコグランプリにて、F1ドライバーのジャッキー・スチュワートがヘルメットにフィルムカメラを取り付けて撮影を行っています。

映像作品では、1971年に公開された「栄光のル・マン」にて、スティーブ・マックイーンがこのジャッキー・スチュワートとほぼ同様のカメラマウントを行い、ドライバー視点の映像を撮影したようです。

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現在、最もヘルメットマウントが使用されているであろう二輪の分野では、1986年の「USGP 500 World Championship」というエンデューロレースが最初。自転車では、1987年に「The Great Mountain Biking Video」という映像作品の撮影の為に、MTBで走行動画が撮影されたのが最初となります。

ブレや風切り音など、まだまだ課題の残るアクションカメラですが、こうやって過去を振り返ってみると、ここ数年間で急激な進化を遂げていることが分かりますね。


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