「iPhone 6s」のA9チップには、台湾TSMC製造のものと韓国Samsung製造の2種類があります。どちらも処理能力に差はありませんが、バッテリー消費量にはかなりの差があるようです。
ベンチマークアプリのGeekbench 3を使ったバッテリーテストの結果によると、Samsung製よりもTSMC製のA9チップの方が、バッテリー持ちが1時間45分も長いことが判明しました。(テストは、iPhone 6s 64GBモデル2台によって行われた)
Geekbench 3によるバッテリーテスト結果
TSMC製 A9
- バッテリー駆動時間:7時間50分
- バッテリースコア:4703
Samsung製 A9
- バッテリー駆動時間:6時間05分
- バッテリースコア:3653
TSMC製のA9チップは16nmプロセス、Samsung製のA9チップは14nmプロセスということで、通常であれば14nmプロセスのSamsung製の方が消費電力に関しては有利な結果がでるはずなのですが、何故か正反対の結果になっていますね。
iOS 9との相性が悪いのでしょうか?(あっ・・・)
iPhone 6sがTSMC製のA9チップかを確認する方法
自分のiPhone 6sのA9チップがTSMC製かSamsung製かは、誰でも簡単に確認することができます。
最もお手軽な方法では、iPhone 6sの 設定 > 一般 > 情報 から「モデル」の項目を確認するものがあります。その表示が「N66MAP」「N71MAP」ならTSMC製。「N66AP」「N71AP」だとSamsung製ということになります。
アプリを使う方法では、iPhone 6sにシステムモニターアプリのLirum Device Info Liteをインストールして、CPUの項目の一番下にあるManufactuerを確認します。
- Source raydizzle
- Via Cult of Mac
- AppleStore iPhone 6s
- AppleStore iPhone 6s Plus