Appleの充電アダプターのニセモノにご用心、99%が安全上の問題あり

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世界中で、Apple充電アダプターのニセモノ(コピー商品)が出回っていて、知らずに使っているかもしれませんよという話題。

Apple充電アダプターのニセモノの存在は、数年前に発見されて指摘されていました。今回はBBCが報道しているので、問題としてはかなり大きく取り扱われています。

製品の安全性を評価する安全機関ULが、米国、中国、オーストラリアなど8ヶ国でオンライン販売されているApple充電アダプターのパチモノ、約400製品をチェックしたところ、99%に絶縁の不備など安全上の問題が見つかったということです。

そのまま使用すると、感電や発火の恐れがあり非常に危険です。

iPad充電アダプターの本物と偽物の比較

こちらの写真は、2014年に公開されたもの。
左が本物、右がニセモノ。

コンデンサーの数や大きさ、変圧器の大きさが全く違います。

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全く違う変圧器の大きさ。
このまま充電したら、製品へ適切な電圧が送られずに故障する原因にもなります。さらに、ニセモノの変圧器はしっかり絶縁されていないので、感電や発火の危険性もあり。

ニセモノはバルクや中古として販売される

これらのニセモノは、パッケージに入れられずに「バルク」や「中古」といった形で販売されています。最悪なのが、中古で販売されている「iPhone」や「iPad」に紛れ込む可能性があること。ネットオークションなどで掴まされる可能性もありますし、意図せずに危険なニセモノを使っている場合もあります。

そう考えると結構怖いですね。

ニセモノの見分け方としては、「プラグピン」「ロゴ」「注意書き」をチェックすると良いとか。ニセモノは「プラグピン」の長さが短いことが多いそうです。(日本のApple純正アダプターでは、プラグピンの長さは16mmです)「ロゴ」や「注意書き」については簡単に偽造できますが、粗悪なニセモノだとプリントが雑だったりするので、それで見分けられます。

また、新品で購入したApple製品に付属している正真正銘純正の充電アダプターがあれば、それと比較するのが一番分かりやすいかもしれませんね。

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