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近々、アナログ放送の「アナログ表示」がさらに強化され、画面の上下に黒帯が出現することが発表されました。
このアナログの「黒帯」は春から導入が始まり、7月までは一部の時間帯でのみ実施され、7月以降からは24時間黒帯状態になるとのことです。
アナログ放送に黒帯を入れる目的としては、16:9のデジタル放送画面を目にしてもらって、アナログ視聴者に地デジへの移行を促したいのだそうですが、黒帯の下部分にはアナログ停波のお知らせを流すとのことですから、気分良く移行していただくという精神はあまり持ち合わせていないようで、どちらかといえば、アナログ放送の視聴者をかなり挑発しているように見えます。
アナログ停波の2011年7月まで約一年間、目障りなお知らせ付きの黒帯を強制的に見せられるわけですから、見方を変えれば、ちょっとした拷問ともいえるでしょう。
この黒帯表示に我慢できる人が、果たしてどれだけいることでしょう。
大体、「4:3の画面の上下に黒帯付けたらで16:9で地デジだぜ~~!!」っていうアホなアイデアは、タモリ倶楽部でやってたネタじゃないですか。それをパクるなんて・・・。
[ asahi.com(朝日新聞社) ]