分解でお馴染みのiFixitが、早速、縦長になったAirPort Extremeの分解レポートを掲載しています。この中身はちょっと興味湧きますよね。
まず気付くのが、底蓋にある吸気口です。
以前のモデルのAirMacやTimeCapsuleは、発熱によって故障しやすい設計でしたが、このAirPort Extremeではその教訓を活かしているように見えます。
中身は2つに別れており、片方にはロジックボードもう片方には電源ユニット。ロジックボードには大きめのヒートシンクが取り付けられており、電源ユニットはシロッコファンで送風されて廃熱は上に抜ける仕組み。
AirPort Extremeは、HDDを内蔵するAirMac Time Capsuleと共用のガワを使用しているので、真ん中のスリット部分にはHDDを取り付けられるようになっていますが、接続端子は付いていないので、DIYでHDDを接続してTime Capsuleとして使用することはできません。
部品点数はユニット別に分けると11点、シンプルな構造なのでユニット単位での交換は容易ということで、分解/修理のし易さは10点満点中8点と高評価を得ています。
- Broadcom BCM53019 router SOC with gigabit switch
- Broadcom BCM4360KLMG
- Hynix H5TC4G63AFR 4 Gb synchronous DRAM
- Micron 25Q256A 32 MB serial flash
- Skyworks 5003L1 WLAN power amplifier
- Skyworks 2623L high power WLAN power amplifier
- TDK TLA-7T201HF (appear to be pulse transformers)