容量無制限のオンラインストレージサービス「Hive Files」がオープンしました。
現在はベータ版ということで、無料で利用する事ができます。
Hiveの独自性溢れる機能として挙げられるのが、「TorrentのMagnetLinkに対応している」という点です。.torrentのURLをペーストしてダウンロードキューに登録すると、サーバー上のストレージに自動ダウンロードしてくれるという機能で、これが話題を呼んでいます。ただし、Hiveを利用できるのはPCからのみで、iPhoneなどからは利用できず(PCからなら直接ダウンロードした方が早いので)メリットとしてはやや微妙かもしれません。
その他の特長は以下にまとめました。
Hive ベータ版の主な特長
- ドラッグ&ドロップとURLのペーストでファイルをアップロード。
- TorrentのMagnetLinkにも対応。
- 一度にアップロードできるのは50個まで。
- アップロードしたファイルは「TRANSFERS」に保存される。(アップロード後の反映はちょっと遅め)
- ファイルは、マウスまたはキーボードショートカットで複数選択して、ドラッグ&ドロップで各フォルダに移動できる。
- mp3ファイルなどはアップロード後にエンコードされる。
- メディアファイルは、Lightbox風のビューアで観覧できる。
- フレンドになったユーザーとファイル共有ができる。
- ベータ版はPCからのみ。iOSなどからは使えない。
Hive を使ってみる
まずはアカウントの作成ですが、facebookとgoogleアカウントがそのまま使えます。
ただ、サービスがサービスだけに、ここは メアドで独自アカウントを作った方が安心かもしれません。
ログインした状態。
ファイルのアップロードは「ADD FILES...」 ボタンをクリックします。
ファイルをドラッグ&ドロップするか、URLをペーストしてファイルをアップロードします。
折角なので、torrentファイルを試してみました。
が、サポートしていないという表示。
謎だ。
仕方ないので、zipファイルに変更。
ダウンロードキューが入ってから十数分後にファイルのダウンロードが始まりました。
サーバーの混雑状況によってはこれ以上かかりそうです。
ただこれは、順番待ちに時間がかかるだけで、ファイルの転送速度自体は遅くありません。
使い道は?
容量無制限かつローカル環境に近い感覚でファイルを管理できるので、PCのディスクスペースを確保するという目的ではやや便利。ただ、ファイルの匿名性が低そうで、プライベートなファイルをアップする気にはなれず。
あとは、いつまでサービスが続くのか分からないなどの信頼性が低いので、基本的にはディスクの肥やしになっているようなファイルをアップしておく倉庫として使う、そんなユーザーが多そうな印象を受けます。