本日より発売開始となった「Apple Watch」ですが、早くも、iFixitによる分解レポートがアップされています。分解レポートで使用されているのは、「Apple Watch Sports」の38mmモデル。
ディスプレイユニットは強力な粘着テープで取り付けられていますが、それを取り外すとすぐにバッテリーにアクセスできる構造になっています。バッテリーの容量は205mAh。バッテリーの交換のみなら、それほど作業難易度は高くないようです。
しかし、そこから先は、超小型な特殊ネジが使用されていたり、超小型のパーツが使用されているので端子やボタン類の交換作業は大変そうな印象を受けます。それぞれのボタン類には、ゴムパッキンが取り付けられており、防水・防滴を意識していることがわかります。
- Custom-designed Apple S1
- 8GB オンボードストレージ
- NFC / Wi-Fi / Bluetooth 4.0
- 3.8 V, 0.78 Wh 205mAh リチウムイオンバッテリー
- LG製 Plastic AMOLED 液晶パネル
iFixitの総評によると、分解のし易さは10段階中5とまずまず。
バンドが取り外しやすいこと、バッテリーに比較的容易にアクセスできること、バッテリーを固定している接着剤が強力ではないことなどが評価されています。
逆にマイナスポイントとしては、小さな特殊ネジの使用、Appe S1がロジックボードではなくSiPで交換修理しか行えない点などが挙げられています。
- Source Apple Watch Teardown