今秋リリース「OS X El Capitan」の新機能、グラフィック性能が10倍向上、アプリの分割表示など

当サイトの記事には広告が含まれます。

OSX ElCaptan 02

Appleは、WWDC 15にて「OS X El Capitan」を今秋リリースすることを発表、開発者向けベータ版が提供開始されました。一般ユーザー向けの「公開ベータ版」は7月に提供され、秋頃に正式リリースされる予定となっています。

ちなみに、ネーミングの元ネタとなった「エル・キャピタン」とは、ヨセミテ国立公園にある巨大な一枚岩のこと。(壁紙になっています)ロッククライミングの名所だそうです。Yosemiteベースの改良版ということではベストなネーミングなのかも?

今回、グラフィックスのコアテクノロジーとして「Metal」が新しく実装されたことで、ゲームやアプリケーションのグラフィック性能が最大10倍向上。アプリの起動は最大1.4倍、アプリの切り替えは最大2倍向上しています。

これだけでもアップグレードする価値はありそうですね。

OSX ElCaptan 01

その他の目立った新機能としては、ウインドウを2つ並べる分割表示「Split View」があります。

iPad版の「iOS 9」でも同様の機能が備わっていますが、それとほぼ同じです。
また「Mission Control」も刷新され、これまでよりも使いやすいレイアウトになりました。

OSX ElCaptan 04

地味な新機能としては、マウスカーソルを見失ったときに、マウスまたはトラックパッドを左右に動かすとマウスカーソルが巨大化して発見できるというものがあります。

OSX ElCaptan 03

新しい日本語フォントとして、「クレー」「筑紫A丸ゴシック」「筑紫B丸ゴシック」「游明朝体+36ポかな」の4つが追加されています。

その他、「Spotlight」の機能強化、「メール」のフルスクリーン表示とスワイプジェスチャーのサポート、写真やビデオ、地図などを埋め込むことが可能になった新しい「メモ」(iOS 9と同じ)、HTML5ビデオのAirPlayをサポートする「Safari」、ルート案内機能を実装した「地図」などなど。

関連するエントリー

PR

楽天モバイル