7/10より、Apple Beta Software Programで一般ユーザー向けに提供開始となった「iOS 9 Public Beta 1」。早速、型落ち機のiPhone 5にインストールして使ってみました。
キーボードの小文字が気になる・・・
まず気になったのが、キーボードのフォントです。
「iOS 9」では、システムフォントがApple Watchと同じ「San Francisco」に変更されていますが、それではなくて、QWERTYキーボードで小文字を入力するとき、キーに表示されるアルファベットも小文字になるというのが何となく違和感があります。(フォントが綺麗に並んでいない感じ)
旧型デバイスで低電力モードはNG?
「設定」には検索フォームができて、アプリを大量にインストールしている場合でもお目当てのアプリの設定項目に辿り着きやすくなりました。
また、バッテリーの設定では「低電力モード」が新しく追加。
メールの受信やAppのバックグラウンド更新を無効にすることで、バッテリーの持ちを良くするという機能ですが、これを有効にすると動作レスポンスがやや悪くなる(iPhone 5だとモッサリするレベル)ので、旧型のiOSデバイスでこの機能を使うのはあまりオススメできません。
使いやすくなったSpotlight、使いにくくなったApp Switcher
ホーム画面を下にスワイプするか一番左にスワイプすると出る検索機能「Spotlight」と、ホームボタン / Touch IDを2回押ししてだせる「App Switcher」も新しくなりました。
Spotlightは、メールやメッセージなどのアイコンが表示されてより見易くなり、Siriも使えるようになっています。一方、App Switcherは、バックグラウンドアプリの表示画面こそ大きくなりましたが、並びが右から左に変わり、一つの画面に同時に表示できるアプリが減ったように感じます。素直に使いにくくなりました、改悪ポイントの1つです。
写真アルバムに自撮りとスクショ、ビューモードにサムネイル
「写真」では、自撮りとスクリーンショットの写真を自動振り分けするアルバムが作られました。FaceTimeカメラで撮影した写真は自撮りに、電源 + ホームボタンで撮影したスクショはスクリーンショットに振り分けられます。
また、写真観覧時のビューモードでは、写真下にサムネイルが表示されるようになりました。
メール操作にアイコン
「メール」では、スワイプ時の操作にアイコンが付いて一目でどんな操作か分かりやすくなっています。
Safariのファイルアップロード機能が強化
Safariでアップロードサイトなどにファイルをアップロードする際、これまでのフォトライブラリの他に、iCloud Drive、DropboxやGoogle Drive、Box、OneDriveといったクラウドストレージアプリ、Documentsのようなドキュメントビューアなどからもファイルをアップロードできるようになっています。
より角丸デザインに
一部メニューのUIが、より角丸なデザインに変更されています。
トレンドに逆行している気がしますが、どうなのでしょうか。