各社のワイヤレスマウスやキーボードのUSBレシーバーに「MouseJack」と呼ばれる脆弱性が発見されました。最悪の場合、遠隔操作されマルウェアのインストールなどが行われる恐れがあるということです。
脆弱性の対象となる製品は、Logicool、Microsoft、Dell、HP、Lenovo、Amazonベーシックなど複数メーカーの一部のワイヤレスマウスやキーボード、そしてUSBレシーバーです。この脆弱性の影響を受ける対象製品やメーカーの対応などは、MouseJack Affected Devicesで確認することができます。
Logicool製品では「Unifyingレシーバー」を使用しているワイヤレスマウスが影響を受けますが、この脆弱性を修正するファームウェアアップデートが緊急リリースされており、このファームウェアにアップデートすることで対策済みとなります。
Unifyingレシーバーのファームウェアを対策済みのバージョンにアップデートする
※ Unifyingレシーバーのファームウェアをアップデートするは、Windowsのみでしか行えません。
まず、Unifying SoftwareをWindowsにインストールします。
UnifyingレシーバーをWindowsに差し込み、詳細をクリック。
Unifyingレシーバーのファームウェアバージョンをチェック、対応する最新バージョンのファームウェアをダウンロードして実行します。
- 012.xxx.000xx の場合:RQR_012_005_00028.exe
- 024.xxx.000xx の場合:RQR_024_003_00027.exe
上のファイルを実行すると、Unifyingソフトウェアから「ファームウェアを更新する」ことができるようになります。
アップデートは一瞬で終了。
ファームウェアのバージョンをチェックして完了です。
- Source MouseJack Affected Devices
- Source Logitech Forums
- Via Security NEXT