Appleは、現在も新しいVision Proヘッドセットを開発しているとBloombergが報じています。開発中とされるモデルは2つあり、現行のVision Proの課題となっている製造コストの削減と軽量化を目標として設計されたものが1つ。
そして、もう1つのモデルは、Macに直接接続できるという理想的なVision Pro。
超低遅延でMacの画面をストリーミングしたり、高度な業務用アプリケーションに対応することを目指して設計されるといわれています。
Vision Proの最大のテーマとして空間コンピューティングがあります。仮想空間にウィンドウを配置することで、没入感のある広大な作業スペースが確保できるというコンセプトの機能ですが、Appleは、空間コンピューティングを「次世代のモバイルコンピューティング」と位置づけており、Vision Proを通じて新しいモバイルコンピューティングの市場を開拓しようとしています。
物価高騰やトランプ関税などの困難な状況があり、一時は開発が中止されたと伝えられていましたが、Vision Proの開発は密かに進められていたようです。
軽量化された廉価モデルとMacに直接つながる空間コンピューティング強化モデル、Vision Proの後継モデルはどちらもかなり気になる存在となりそうです。
- Source Bloomberg