Googleが、プロフェッショナルなエフェクトで画像をより良く調整することができる写真編集ツールセット「Nik Collection」を、3/24より無償化したことを発表しました。こちらは、以前149ドルで販売されていたものですが、有償で購入したユーザーには返金対応も行われるということです。
フィルム風エフェクトの「Analog Efex Pro」、色調補正などのフィルタセット「Color Efex Pro」、モノクロ写真にできる「Silver Efex Pro」、部分的に色調を調節できる「Viveza」、HDR写真の表現度を高める「HDR Efex Pro」、シャープツールの「Sharpener Pro」、ノイズを低減する「Dfine」の7種類がセットになっています。
これらのツールは単体のアプリとしても、Photoshop®、Lightroom®、Aperture®のプラグインとしても使うことができて、一部のものはPhotoshopでのバッチ処理にも対応しています。
対応OSは、OSX 10.7.5以降 / Windows Vista / 7 / 8。
- Download Google Nik Collection
Nik Collectionのインストール
インストールはまとめて行われます。
今回は、Mac環境を例に解説していきます。
プラグインを利用する場合は、+アイコンをクリックして、作成したプラグイン用のフォルダを指定します。Photoshop用なら「Photoshop Plugin」など、フォルダの名前は任意で構いません。
2.4GBの空きが必要。
Nhk Collectionのフォルダの中に各種ツールが入っています。
Nik Collectionを使う
とりあえずは、単体で使える「Analog Efex Pro」「Color Efex Pro」「Silver Efex Pro」「HDR Efex Pro」などを使ってみましょう。Efex Proというネーミングのツールがそれです。
画像ファイルはドラッグ&ドロップできないので、Macなら cmd + O でファイル指定します。
エフェクトの有無で比較したり、エフェクトの細かい調節もできます。
気に入ったエフェクトに★をつけておけば、次からは「お気に入り」からすぐ使えるよ。
各ツールのキーボードショートカットや、バッチ処理のやり方はヘルプセンターに載っています。
プラグインの設定方法はこちらを参考に。
- Source Nik Collection ヘルプ