WWEC 2016の基調講演では、「iOS 10」「macOS Sierra」「watchOS 3」「tvOS 10」が発表されました。「tvOS 10」のみ近日リリース予定で、それ以外のソフトウェアアップデートは今秋リリース予定となっています。
開発者向けには、それぞれのベータ版と開発ツールとしての「Xcode 8 beta」がApple Developerサイトで配布開始。
主な新機能などは以下の通りです。
iOS 10の主な新機能
- 「iMessage」で手書き文字やステッカーが使える(LINEのスタンプの様なもの)
- 「iMessage」でアニメーションエフェクトが使える
- 「iMessage」に写真を添付する際、最初は見えない状態で送れる
- 「iMessage」でメッセージにいいね!で返答できる
- 「iMessage」でビデオを撮影して送信する際、スケッチでエフェクトを追加できる
- 刷新された「音楽」アプリ
- 刷新された通知センター
- 文字入力時、文脈を予測しての入力候補を表示
- 「写真」アプリでフォトムービーが作成可能に
- 「Safari」でブラウジング中にApple Payで決済ができる
- 多言語タイピングで、キーボードを切り替えずに異なる言語を同時入力
iOS 10の対応デバイス
- iPhone 6/6s
- iPhone 6 Plus/6s Plus
- iPhone 5/5s/5c/SE
- iPad Pro 12.9/9.7
- iPad Air 1/2
- iPad 4
- iPad mini 2/3/4
- iPod touch 6th
macOS Sierraの主な新機能
- 音声認識システム「SIri」が使える
- macOSの「Siri」はiOSとは違いマルチタスクできるので、手で作業をしながら音声で別の操作が可能
- 刷新された「写真」アプリ、画像認識や顔認識機能で似たような場所や人物を振り分け可能
- macOSのSafariでブラウジング中に、iPhoneのApple Payで決済できる
- Apple Watchを身につけていると、近づくだけでロック解除
- iPhoneからMacに画像やビデオ、テキストをコピーできる
- iCloud Driveを介して、Macのデスクトップや文書フォルダにiPhoneなど他のデバイスからアクセスできる
- 内蔵ストレージの空き容量を確保するクリーニング機能
- 「Message」で巨大な絵文字を送信できる
- 刷新されたApple Music
- Source WWDC Keynote June 2016