正式リリース「macOS High Sierra」、APFS/HEIF/HEVC/新しい写真アプリなどの新機能

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Macbook highsierra desktop

本日、9月26日(火)より正式リリースされた「macOS High Sierra」 。
2009年後半以降に登場したMacをサポートし、Mac App Storeから無料アップデートできます。

目玉機能としては、フラッシュストレージでファイルの処理が高速化する新フォーマットの「APFS」がありますが、Fusion DriveやHDDをシステムドライブにしている場合は使えません。また、フォーマットを変更する場合は、アップデートでコケたりする可能性もあるので、できるだけクリーンインストールした方が良さそう。

iOSアプリの管理機能が削除された「iTunes 12.7」はプリインストールされておらず、「iTunes 12.6」のまま。(今後のバージョンアップで変更される可能性あり)「iTunes 12.7」にアップデートしなければ、今のところiOSアプリの管理機能は使えます。

SSD向けフォーマットAPFS

フラッシュストレージに最適化された新しいフォーマット「APFS」は、複数のファイルやディレクトリの複製の処理などが高速化します。「APFS」が使えるのは、現在のところフラッシュストレージを内蔵するMacのみで、Fusion DriveとHDD搭載機種には使えません。(将来のアップデートで対応予定)

HEIF画像、HEVC動画のサポート

写真やビデオのファイルサイズを従来の約半分に削減できる新しいフォーマットの「HEIF」と「HEVC」の観覧・再生がサポートされます。

アップデートされた「写真」

「写真」アプリが新しくなりました。

  • 新しいフィルターや選択ツール。
  • 新しくなった編集用のインターフェイス。
  • Live Photosに、ループ、バウンス、長時間露光といったエフェクト加工。
  • PhotoshopやPixelmatorなど他社製のフォトレタッチアプリを、「写真」アプリから起動。 

その他の新機能

  • 「Safari」音声を含むメディアの自動再生が行われないように設定できる。
  • 「Safari」追跡防止機能により、自分の閲覧内容についてのプライバシーを保てる。
  • 「Siri」より自然な声で応えるようになる。
  • 「メモ」簡単な表が作成できるように。
  • 「Spotlight」飛行機の出発・到着時刻、遅れ、ゲート、ターミナル、航路図などが検索可能に。
  • MacBook Proが搭載する「Touch Bar」に、新しいコントロールバー(Control Strip)オプション、改良されたカラーピッカー、ビデオの詳細なコントロール機能が追加。

macOS High Sierraを利用できるMacのモデル

  • iMac:Late 2009以降のモデル
  • MacBook Pro:Mid 2010以降のモデル
  • MacBook:Late 2009以降のモデル
  • MacBook Air:Late 2010以降のモデル
  • Mac mini:Mid 2010以降のモデル
  • Mac Pro:Mid 2010以降のモデル

Macのバージョン確認方法

メニューバーにあるから「このMacについて」を開く。

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