iFixitが、10周年を迎えた「初代iPhone」から、これまでの歴代iPhoneの分解写真を一覧して比較しています。
上の写真は「初代iPhone」をバラしたもの。日本では販売されていないモデルなのであまり馴染みはありませんが、iPodっぽさのあるパーツや手探り感がある設計で、よく分からない味があります。iPod譲りなのか、バッテリーがはんだ付けされていて、なかなか凶悪な構造だったようです。
「iPhone 3G」になると、外装、タッチパネル、ロジックボード、バッテリーパックとそれぞれのパーツが独立していて、交換修理がし易い綺麗な設計になっています。
ただ3Gは遅すぎて微妙・・・、実際に使い物になったのは3GSからでした。
日本でも、その辺りから急速に普及し始めましたね。
「iPhone 4」になると、もうほぼ現在のiPhoneの設計ですね。
テンプレに沿った設計に落ち着いたというか、悪く言えばマンネリ化の始まりというか。
ザ・iPhoneともいうべき名機「iPhone 5s」。
ジョブズが見ることができなかった、iPhoneの一つの完成形。
少し大きくなって4.7インチと5.5インチモデルが追加された「iPhone 6」。
発売当初はこれでも一応冒険した感がありましたが、今から思えば、オーソドックスなモデルですね。
そして最新モデルの「iPhone 7」。
「iPhone 6s」の完成度を高めただけのモデルですが、日本のユーザーにとって念願のおサイフケータイに対応したり、防水になったりと実用性がかなり向上しました。「iPhone 5/5s」と同じく、SE化して長く売られそうなモデルです。
- Source 10 Years of iPhone | iFixit