M1チップを搭載したMacBook Airと13インチMacBook Proの分解レポートを、iFixitが公開しました。
まずMacBook Airからチェック!
2020年に発売されたIntel版のMacBook AirとM1版のMacBook Airを比較すると、基本的な内部構造は同じですが、ファンレスになったM1版のMacBook Airの方には、当然ですが冷却ファンがありません。また、ロジックボードはIntel版の半分くらいの大きさになっています。
M1版には冷却ファンがない代わりに、M1チップの冷却を行うアルミ製のヒートスプレッダが延長されていて、ロジックボードの隙間を埋めています。
ヒートシンクとも言えない単なる板状のアルミですが、これだけでも十分冷却できるということでしょうか。
13インチMacBook Proの方はどうかというと、大きな変化は見られません。
冷却システムもIntel版とほぼ同じ。
冷却ファンは全く同じ物が搭載されています。
ただ、やはりM1チップの方が発熱は少ないので、冷却ファンの回転数が上がることはIntel版よりも少ないでしょう。それだけでも快適に使用できます。
冷却ファンの音って結構気になるもんね。
MacBook Airと13インチMacBook Proでは、ロジックボードの大きさが結構違います。
性能はほぼ同じなのにね。
リンゴマークのあるシルバーのチップがM1です。その横の黒い2つの長方形はLPDDR4X RAM。4GBが2つで合計8GB RAMが搭載されています。
Intel版との違いとして、T2チップが搭載されていないことも挙げられます。
- Source iFixit