「macOS Sierra」向けに「macOS Sierra 10.12.3」ソフトウェアアップデートが、その他のOS X向けにも「Safari 10.0.3」と「iTunes 12.5.5」ソフトウェアアップデートがリリースされています。
「macOS Sierra 10.12.3」アップデートでは、「MacBook Pro (Late 2016)」でのGPU問題の修正が含まれます。それ以外のMacの場合は、特にこれといった改善点は無いので急いでアップデートする必要は無さそうです。
一方「Safari 10.0.3」では、悪意のあるWebサイトによるURLのなりすまし問題を含む、7件のセキュリティアップデートが含まれているので、早急なアップデートが推奨されます。「iTunes 12.5.5」はパフォーマンスの若干改善程度なので、「Safari」のついでにアップデートするくらいで構いません。
macOS Sierra 10.12.3リリースノート
- 「15インチMacBook Pro(Late 2016)」での自動グラフィックスの切り替えが改善
- 「MacBook Pro(Late 2016)」のTouch Barで、「Adobe Premiere Pro」のプロジェクトをエンコーディングする際のグラフィックスの問題を修正
- スキャンされたPDFを「プレビュー」上で検索できない問題を修正
- 暗号化を有効にしてエクスポートされたPDFとの互換性を改善
- サードパーティアプリで、デジカメから画像ファイルを読み込めない問題を修正
- Source macOS Sierra 10.12.3
- Source Safari 10.0.3