VNCを使ってiOSからMacを遠隔操作する方法

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Mac側の画面共有設定

Macには「画面共有」というリモートデスクトップ機能が備わっていて、Mac同士やiOSから遠隔操作が行えます。MacからはSafariだけで、iOSなど他のOSからはVNCビューワーを使います。

今回は、MacのデスクトップをiOSから遠隔操作するための設定をご紹介します。

Mac iOS VNC 07

システム環境設定から「共有」を開く。
画面共有」にチェックを入れて、 ユーザーの設定を行います。

Mac iOS VNC 01

アクセスを許可の項目は、次のユーザーのみに。
さらに、コンピュータ設定をクリックしてパスワードを設定します。

Mac iOS VNC 02

iOSからMacに接続してみる(LAN)

VNCクライアントは、「VNC Viewer」を使いました。
まずは、LANからのアクセスですが、画面共有の設定を済ませたMacがあれば自動的にBonjourでリストアップされるので、後はパスワードを入力するだけでMacに接続できます。

IOS VNC 01

接続するとログイン画面が表示されるので、ユーザーを選んでログインします。

IOS VNC 02

ソフトウェアキーボードとマウスで操作。
2本指タップでマウス右クリック、2本指ドラッグでスクロール。
ソフトウェアキーボードにはtabキーが無いので、Bluetoothキーボードを使いたいかも。

画面の描写速度はそれなりなので、画質のクオリティはLow推奨です。 

インターネットで外からアクセスしてみる

ルーターの設定でポートを開放して、外出先からアクセスできるようにしたい場合。GUIでそれありに操作を行うには回線速度が必要ですが、MVNOであっても状態を確認するくらいには使えます。

手順としては、Macのプライベート(ローカル)IPアドレスを固定してルーターでポートを開放、グローバル(インターネット)IPアドレスを調べて、Macの接続している回線とは別の回線からVNCビューワーでログインするという流れになります。

Mac iOS VNC 04

ネットワークの設定から、プライベートIPアドレスを固定にします。 
今回は、192.168.0.20に設定しました。

Mac iOS VNC 03

ルーターにログイン。

Mac iOS VNC 05

NATの設定方法はお使いのルーターによります。

MacのプライベートIPアドレス「192.168.0.20」、プロトコル「TCP」、ポート番号「5900」を入力。 
保存して反映。 

IOS VNC Internet 01

これでMacのポート5900へは、外部からアクセス可能になりました。

次に、CMANグローバルIPアドレスを調べます。
iOSのVNC Viewerを起動して Adress Book > + から、Adressに「グローバルIPアドレス:5900」と入力。Nameは適当に。後はConnectでパスワードを入力すればログインできるはずです。

IOS VNC Internet 02IOS VNC Internet 03

Picture QualityをLowにするのを忘れずに。

Windowsからは「RealVNC」で接続するよろし。

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