「iOS 10.3」のベータ1で32bitのiOSアプリを起動すると、警告ダイアログが表示される事が確認されています。
その内容は、「このアプリケーションは、iOSの将来のバージョンでは動作しません。開発者は、互換性を向上させるためにこのアプリケーションを更新する必要があります。」というもの。
「iOS 10.2.1」までは、32bitのiOSアプリを起動すると、初回起動時のみ「動作が遅くなる場合があります」といった、やんわりとした内容のダイアログが表示されるだけでした。それが「iOS 10.3」からは、ハッキリと“32bitアプリは動作しない”という記述に変わっており、32bitアプリのサポート終了に一歩近づいたことが伺えます。
では、32bitのアプリが動作しなくなる将来のバージョンのiOSとは?
今年後半にリリースが予定されている「iOS 11」のことを指しているのか、それとも、もっと先のバージョンになるのでしょうか?
どちらにしても、開発が終了している32bitのアプリやゲームを使い続けるのなら、そのバージョンへのiOSアップデートはスルーする他ありません。iOSアプリは代替の物がいくらでも見つかりますが、iOSゲームの場合はそうはいかないですから、今後も愛用するのなら旧型のiOSデバイスを1台確保しておくのも手かも?
- Source Peter Steinberger
- Via 9to5Mac