明和電機の魚コードがパクられ、Lightningケーブルとして世界中で販売される事件

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パフォーマンスアーティスト明和電機のヒット商品「魚(ナ)コード」が堂々とパクられ、世界中に出回っていることが判明、かなりの騒ぎとなっています。

今回パクられたことが判明したのは「魚(ナ)コード micro USBケーブル」。

電気コードを魚の骨に見立てたロングラン商品「魚(ナ)コード」のmicro USBケーブル版で、スマホ用に販売されていますが、それのLightningケーブル版が、知らない間に世界中で販売されていたというホラーみたいな話が現実に起こった模様。(明和電気は「魚(ナ)Lightningケーブル」を販売していない)

発覚したのはTwitterからでした。

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NMR_shin511さんのツイートでその存在が明らかに。
全く同じデザインでLightningケーブルという商品。

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そして、明和電機の知ることとなり大事に。
全国から、世界中から「ここにも売ってた」報告がどんどん寄せられると、パクリのワールドワイドっぷりに驚愕。

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その後、このパクリ商品を発売しているのは、デンマークに拠点を置くフライングタイガーというショップ。運営会社はZebra、日本ではZebra Japanという会社が販売元となっていることが分かり、明和電機は対応に乗り出しています。

パッと見は完全なパクリ商品に見えますが、明和電機が現物をチェックしたところ、デザインが微妙に違う部分があることから、工場から流出した金型をコピーしたものではなく、販売されている実物の商品をスキャンして作成したコピー商品っぽいとのこと。

簡単な構造の商品の場合、金型なんか無くてもスキャンすればコピーできるということ。

完全に3Dスキャナー / 3Dプリンターの弊害ですね。

ちなみに、BuzzFeed Japanによると、すでに国内で販売されていたフライングタイガーのパクリ魚Lightningケーブルは回収されており、今から購入する事はできないようです。

パクリとはいえ、魚のLightningケーブルはちょっと欲しい・・・かも。

こうなったらもう、明和電機からちゃんとした「魚(ナ)Lightningケーブル」を販売して貰わないと!

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