都市ガスでスマートガスメーター導入開始、Wi-SUN採用で10年間電池交換不要

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Smartgas kenshin

全国の都市ガス各社で「スマートガスメーター」の導入が2018年より開始されることが、産経によって伝えられています。

今回の「スマートガスメーター」を導入するのは、東京ガスを始め数社の都市ガス事業者。年間10万件の設置を目指し、将来的には全戸に設置される予定です。

スマートガスメーターには省電力無線通信Wi-SUNを採用

「スマートガスメーター」の仕組みは、従来のガスメーターに中継器を取り付けて、その中継器から無線通信でデータを収集することで、有人によるガス検針の必要が無くなるというもの。また、震災などの災害発生時には、遠隔操作でガスの供給をストップして火災を防ぐといった機能も可能になるといいます。

「スマートガスメーター」の無線通信には、省電力無線通信規格の「Wi-SUN(Wireless Smart Utility Network / ワイサン)」を採用。「Wi-SUN」はガスの自動検針の為に開発された無線通信規格で、通常のWi-Fiと比べてかなり省電力で10年間の電池交換が不要最大1Kmの長距離通信が可能となっています。

スマートガスメーターの導入で料金は下がる?

「スマートガスメーター」の導入コストについては、契約者への負担はない見通し。それどころか導入によって、 検針員の人件費が削減できるのでガス料金の値下げも期待できるとみられています。

2017年4月からのガス小売全面自由化も相まって、都市ガスの価格は今よりさらに安くなるかもしれませんね。LPガス(プロパンガス)については中小企業が多いこともあり、全国的に「スマートガスメーター」が導入されることはまず無さそうです。

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