「iPhone X」で初めて搭載される顔認証機能Face IDについて、その仕組などを詳しく記載したガイドページをAppleが公開しました。
どういう仕組みで顔認証の精度はどのくらいなのか?どう使えるのか、プライバシーはどうなのか?といった項目別に詳しい情報が載っています。
以下に要点をまとめました。
- 一目見るだけで、「Face ID」がロックを安全に解除。
- Touch IDに対応しているiOSアプリは「Face ID」にも対応。
- iOSアプリは 「Face ID」 に登録されている顔データにはアクセスできない。
- 「iPhone X」を顔から25〜50 cm離した位置が最も認証制度が高い。
- 「Face ID」を試せるのは最大5回まで。認証に5回失敗したらパスコードの入力が必要。
Face IDの顔認証精度について
- メイクを変えた、髭を生やしたといった外見の変化なら 「Face ID」 は自動的に認識する。
- 帽子、デカ目コンタクト、グラサン程度なら「Face ID」 は認識する。
- ただ、外見が大幅に変わった場合は、パスコードで本人確認をしてから顔データを更新する必要あり。
- 真っ暗な場所でも使える。
- 目をつぶっている(寝ている)時は認識しない。
- 顔の似ている双子、成長途中の13歳未満の子供については、顔認証の精度はあまり良くない。その場合は、パスコード認証をご利用下さい。
一卵性双生児の双子を見分けるのは「Face ID」でも難しいようです。
顔認証ができないとなると「iPhone X」を使うのは厳しいかもですね。
「iPhone X」でパスコードの入力が必要になるとき
- 電源を入れた直後や再起動したとき。
- 48時間以上ロック解除されていないとき。
- ロック解除に過去6日半パスコードが使われておらず、過去4時間に「Face ID」 でロックを解除していないとき。
- リモートのロックコマンドを受信したとき。
- 顔認証に5回失敗したとき。
- 音量ボタンのどちらかとサイドボタンを同時に2秒間長押しして電源オフ・緊急SOSを作動させた後。
- Source Apple サポート