ASUSが発表した新型スマートフォン「ZenFone 5」。
上下もベゼルレスデザインになっていてまるで「iPhone X」のようなルックスです。
「iPhone X」のデザインを真似していることはASUSも認めていて、トレンドに従った結果だということですが、後発の製品だけあって「iPhone X」よりも優れている部分があります。
それはM字(ノッチ)の大きさ。
上下ベゼルレスにすると、フロントカメラやスピーカーフォンのパーツがどうしても邪魔になります。そこで「iPhone X」ではM字を作って、そこにモジュールを配置することで上下ベゼルレスを実現しました。
今回の「ZenFone 5」でもM字を作ってそこにフロントカメラなどモジュールを配置していますが、「iPhone X」よりもM字部分は小型化されています。
「ZenFone 5」のM字部分は「iPhone X」よりも26%小型化されています。
「ZenFone 5」の画面の大きさは6.2インチ。対する「iPhone X」は5.8インチ。
画面の内、M字が占める面積は「iPhone X」が14%、「ZenFone 5」が10%となっています。
2018年に登場するiPhoneもこのくらい小さくなるかな?
ちなみに「ZenFone 5」にも顔認証機能が備わっています。
ただ、「iPhone X」のFace IDほど洗練された機能ではなく、あくまでオマケとしてのもの。その代わり、背面にTouch IDとよく似た指紋認証ボタンが付いています。
Zen Fone 5の主なスペック
- 6.2インチ 液晶ディスプレイ 2246×1080
- Qualcomm Snapdragon 636
- 64GBストレージ
- 4GB または 6GB RAM
- デュアルカメラ (12MP / 8MP)
- 顔認証でロック解除
ディスプレイが有機ELじゃなかったりカメラ性能が微妙だったり、「iPhone X」が勝っている部分もたくさんありますね。
- Photo The Verge
- Photo Vlad Savovさん