有機ELディスプレイを搭載しているスマートフォンは、画面の焼付きが発生するという仕様になっています。
実際、どのくらいの時間使用すると焼き付くのか?
それを調べる為に、韓国のサイトCetizenでは、有機ELディスプレイを搭載した「iPhone X」「Galaxy Note 8」「Galaxy S7 edge」の3機種を使って、画面の焼付きテストが長期間実施されています。
テストでは、画面の明るさを最大にして、常に点灯している状態で同じ画像を表示させたままにします。焼き付きを確認する時のみ真っ白の画像を表示させて、焼付き具合を調べていきます。
テストの開始から62時間が経過すると、まず「Galaxy Note 8」で焼付きが確認されました。
84時間が経過すると、いよいよ「iPhone X」にも焼付きが発生します。
155時間が経過して、やっと「Galaxy S7 edge」にも焼き付きがほんのり発生。「Galaxy S7 edge」は、3機種の中で最も焼き付きにくいようです。
「iPhone X」についても焼付きは発生するものの、時間の経過によって症状が悪化することはなく、一定を保っています。
「Galaxy Note 8」はかなり焼き付きやすく、155時間経過の段階で画像の色までくっきり焼き付いてしまっています。
510時間が経過すると、「iPhone X」にもうっすらとですが色が焼き付いています。
新品の「iPhone X」との比較写真。
上が新品、下が510時間経過後の「iPhone X」です。
確かに焼き付いては居ますが、ここまでしてやっとこの焼き付きですから、日常的な使用でここまで焼き付くことはまずありません。どうしても気になるという方は、画面の明るさを控えめにして、使っていないときは画面を切るなどの使い方で対応すれば気になるような焼き付きは発生しないと思われます。
- Source Cetizen