フィットネスや健康面での機能ばかりが注目されるApple Watchですが、エマージェンシーツールとしての実用的な一面を覗かせるニュースが伝えれられています。
昨年末、生後9ヶ月の赤ちゃんと車で移動中だったKacie Andersonさんは、運悪く飲酒運転の車に追突されてしまいました。追突の衝撃は凄まじいもので、窓に頭をぶつけたためにしばらく目が見えなかったといいますが、とっさに腕に巻いていたApple Watchから緊急SOSを使って911に通報、救急車を呼んでもらったという話です。
緊急SOSはiPhoneからもできますが、事故に遭った際には気が動転していたり、どこかに吹っ飛んでいることもあるので、こういうケースでは肌身離さず装着しているスマートウォッチ、特に「Apple Watch Series 3 (GPS + Cellular)」は単体で電話をかけることができるので良いと思います。
Apple Watchから緊急SOSの使い方は、サイドボタンを押し続けるだけでOKです。事故って体がガタガタになっていても、指一本さえ動けば救急車を呼ぶことができます。
ただし、携帯電話のエリア内に限ります。
山奥や辺鄙な土地に出かける時には、まず事故に巻き込まれないように十分注意して下さい。
Apple Watchで緊急SOSに電話をかける
- Apple Watch のサイドボタンを押し続ける。
- カウントダウンが始まり、警告音が鳴る。
- カウントダウンが終わると、自動的に緊急通報用電話番号にかかる。
- Source Shape Magazine
- Via 9to5Mac