iPhone/iPad/macOS/Winで使える簡単な動画編集アプリ「Adobe Premiere Rush」

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Adobeより、動画編集アプリ「Premiere Rush」がリリースされました。

Appleの「iMovie」っぽいUIで、YouTubeやSNS向けの動画をサクッと作成するのにちょうど良い感じのアプリで、macOS、iOS、Windowsで利用することができます。(Android版は今後リリース予定)

豊富なカラープリセット、テキストキャプション、スタイルテンプレートや、編集中のプロジェクトはクラウドストレージに保存・同期できるのが特長です。

 

利用にはAdobe ID(Google IDまたはFacebookでもOK)が必要。
体験版として無料で3回まで書き出し可能です。

本格的に使う場合は、月額980円(税別)かかります。

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必要システム条件は、Windows 10(64bit、8GB RAM)、macOS 10.13以降(8GB RAM)、iOS 11以降(A9チップ以上)となっていて、どんな環境でも使えるというわけではありません。

macOSは High Sierraから対応。
現時点でHigh Sierraにしていない人は何らかの事情(旧型だからとか、スクリプトやアプリの対応がなどの理由)があってのことでしょうから、このアプリのためにHigh Sierraにアップグレードするというのはまずありえません。

とりあえずiOS版なら使えるみたいなので、使ってみましょう。

iOS版Premiere Rushを使ってみた

IDが無い場合は、まずAdobe IDを取得
Adobe IDでログインしたらサンプルメディアがあるので、それで試しに動画を編集して出力してみました。

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こちらは、iPad版をランドスケープモードにした状態です。
iPadならランドスケープモードで使うのが良さげ。

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iPhone版はこちら。
UIは縦モードに最適化されています。

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ビデオクリップを選択して編集開始。
スタイルテンプレートは色々あります。

ビデオの編集操作はピンチやスワイプ、タップからのメニュー、メニューアイコンで行えます。

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カラー調節もかなり細かくできます。
カラープリセットも豊富です。

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キャプションは、なんだか背景入りのものばかり。
背景のチェックを外すと文字だけにてきます。

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編集がすんだら書き出し。
ビデオファイルはカメラロールに保存されます。

4K@60fpsビデオを読み込んで編集、出力を試してみましたが、4K@30fpsどころか1080p@60fpsが上限でした。iMovieでも4K@30fpsが上限なので、やっぱり4Kビデオ編集はまだ敷居が高いのかも。

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マルチプラットフォームで使える、データの同期ができるのは便利。
クラウドストレージも100GBあるので必要十分。
ただ、iPhoneだと画面が小さいので編集はキツイ感じ。

出先でiPadを使って、ちょっちょっと切ったり貼ったりキャプションを入れたりして、帰宅後にMacやWindowsで完成させるという使い方ができるケースなら有用、それ以外なら「iMovie」でも十分な気がします。Macが無い環境なら「iMovie」の代わりに良いかもしれません。

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