「iOS 13.4ベータ1」が開発者向けにリリースされました。
このアップデートでは、バグ修正の他にいくつかの新機能も含まれています。
iOS 13.3からの主な変更点や新機能
- 「メール」のツールバーが変更
- 「ファイル」でフォルダ共有が使えるようになった
- App Storeのユニバーサル購入に対応
- 新しいミー文字のステッカーが追加
- 新しいキーボードショートカットに対応(iPad OSのみ)
- iPhoneやApple Watchが車のスマートキーになる「CarKey」のAPIに対応(未発表のサービス)
自動車のスマートキーになるCarKey
「CarKey」は、9to5Macによって発見された新機能で、iPhoneやApple Watchを使用して自動車のドアロックを施錠・解除したり、エンジンをかけることもできるようになっています。この機能はNFC対応なので、iPhoneやApple Watchを自動車の近くに持っていくだけで使うことができ、Face IDやTouch IDで認証する必要はありません。
さらに、バッテリー切れでも使うことができると推測されています。
セットアップは、自動車に搭載されているNFCリーダーにiPhoneやApple Watchを置いて行います。「CarKey」自体はWalletアプリで管理するようになっているようです。
セキュリティ的にはどうなんでしょうか。
iPhoneを盗まれたら車まで盗まれることになるのか?
「メール」のツールバーが変更
iOS 13で簡素化された「メール」のツールバーは、アイコン配置がかなり改善されています。
メール本文の下にあるツールバーには、ゴミ箱、フォルダ分け、フラッグ、返信のアイコンが配置されるようになりました。
「ファイル」でフォルダごと共有メニュー
iOS版のFinderとも言える「ファイル」。
フォルダごと共有メニューが使えるようになりました。
フォルダの中に入っている複数のファイルを、一回の操作で共有することができます。
フォルダを長押しタップから、メニューで共有を選択。
共有先を選んで実行。
AirDropで送ったり、Dropboxに保存して同期したりといった使い道も便利。
新しく追加されたミー文字のステッカーもあります。
この「iOS 13.4」の正式リリース時期については、3月頃になると予想できます。
App Storeのユニバーサル購入が3月から開始されることになっているためです。
また、3月には「iPhone 9」の登場も控えています。