Appleの公式発表では、「iOS 11」ではiPadのみでドラッグ&ドロップができるとされていますが、Steve T-SのTwitterによると、iPhoneでもドラッグ&ドロップが可能なようです。
隠し機能として発見されたもので、幾つかの設定ファイルを変更することでドラッグ&ドロップが有効になるということで、開発ツールを使ったデモンストレーション動画では、「Safari」に表示されたWebページのリンクテキストをドラッグ&ドロップでブックマークしたり、「写真」で画像をドラッグ&ドロップで整理している様子が確認できます。
Drag & Drop on iPhone is gated by 3 things: /AppleInternal folder, DraggingEnabledPhone & DraggingEnabled BOOLs in UIKit prefs plist pic.twitter.com/acuKA4FoEq
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年6月12日
またこれとは別に、YouTubeで実機にインストールした「iOS 11」で同様のドラッグ&ドロップ機能を試している動画がアップされていますが、その動画では、Safariや写真以外にも、ファイルマネージャの「Files」上でのファイルのドラッグ&ドロップや、「メモ」「メール」「iMessage」といったApple純正アプリ間でのファイルのドラッグ&ドロップが可能な事を証明しています。
「iOS 11」は秋にリリース予定。
32bitデバイスの「iPhone 5/5c」と共に32bitアプリも切り捨てられてしまいますが、それに見合った新機能としてドラッグ&ドロップが正式実装されることになれば、現行機種のiPhoneにもかなりの恩恵がありそうです。
- Source Steve T-Sさん