新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催が予告されていたAppleの開発者向けイベント「WWDC20」について、6月22日に行われることが正式発表されました。
「WWDC20」は、Apple DeveloperのアプリまたはWebサイトを通じて参加費無料で開催されます。
通常WWDCに参加するには、チケット代金1,599ドルに加えて渡航費や滞在費などかなりの金額がかかりますが、今回はオンラインで開催されるということで、誰でも無料で参加できるようになります。
今回発表されたのは開催日に関する情報のみで、イベントの詳細については開催日に近づくにつれて徐々に明らかにしていくとしています。
Apple DeveloperのサイトにログインするだけならApple IDさえあればOKなので、別途お金はかかりません。
また、基調講演のライブストリーミング配信を閲覧するだけなら、従来どおりAppleのWebサイトで大丈夫でしょう。
今回の「WWDC20」の基調講演では、「iOS 14」「iPadOS 14」「watch OS 7」「tvOS 14」「macOS 10.16」が発表されます。新製品では、ビーコンの「AirTags」と小さな「ワイヤレス充電マット」が予想されています。
「AirTags」は、iPhoneのBluetooth機能を使って位置情報を匿名で共有できるビーコン、「ワイヤレス充電マット」は以前開発されていた「AirPower」とは違う製品のようですが詳細は不明。サイズ的には単体のワイヤレス充電マットになりそうです。
時期的に登場してもおかしくない新製品としては、アップデートされた安価な「23インチiMac」、新しい「Apple TV」あたりでしょうか。
「iPhone 12」や「Apple Watch Series 6」「AirPodsブランドのハイエンドヘッドホン」などは秋頃にリリース予定なので、このイベントでの発表はありません。
- Source Apple (日本)