Appleが開発中と噂される追跡ビーコンの「AirTag」についての新情報。
「AirTag」のバッテリーは、充電可能なリチウムバッテリーではなく、一般的なCR2032コイン型電池が用いられるようです。使い捨ての電池なので交換の必要がありますが、同じCR2032電池を内蔵する「Tile Pro」というビーコンを参考にすると、1年毎に交換するだけで良いみたい。
それなら全然手間はかからないですね。
CR2032はコイン型電池としては最もメジャーな規格で、ダイソーやコンビニなどでも取り扱いがあり、どこでも入手できるというメリットもあります。
また、内蔵バッテリー式ではないことの最大のメリットとして、製品寿命が長くなるというのがあります。
iPhoneのように内蔵バッテリーが取り外し不可能なタイプだと、長くて3年、短ければ1年や2年でバッテリーが劣化してしまいますが、電池式なら、電池を交換するだけで長く使い続けることができます。
電池の交換は、1円玉などで裏蓋の凹みを回して交換。
(写真はApple TVのリモコン)
バッテリーにCR2032を搭載するということで、「AirTag」のおおよその大きさも想像することができます。
CR2032にマージンをもたせると、小さくても3 x 3cmといった感じ。
こちらは、前述のビーコン「Tiles Pro」。
4.2 x 4.2cmの大きさがあります。
ちなみに価格は34.99ドル。
この手の製品が普及すれば、落とし物や置き引き被害が減るかも。
AirTagについてのこと
- 「iPhoneを探す」で位置情報が共有できるビーコン
- 色んな物に取り付けて位置情報を把握できるというデバイス
- 近くにあるiPhoneを使って位置情報を匿名で共有する方式なので、このデバイスを追加するのにモバイル通信の契約は必要無し
- 取り付けたデバイスを探すとき、正確な位置を調べるには、iPhoneやiPadのBluetoothを使用する
- U1チップを搭載した「iPhone 11」以降のモデルなら、ARビューで探すこともできる
- 電池はCR2032
これらの情報は「AirTag」のプロトタイプを参考にしたものとなっており、製品版では仕様が変更される可能性もあります。
- Source MacRumors