3月末に発表されるという新型の「iPad Pro」。
画面サイズは12インチ、3Dセンサーとして使えるToFカメラを含むトリプルレンズカメラを搭載といった仕様で登場するといわれています。
Bloombergの記事では、型コロナウイルスの影響で発売が遅れる可能性があるとだけ言及されていましたが、DIGITIMESの記事によると、新型コロナウイルスの影響はあるものの、すでに生産は開始。4月には出荷がピークを迎えるだろうとのことでした。
4月に出荷がピークになるということは、発売時期は4月中かそれ以降ということになりそうです。
またこの他、取り付けた物の位置情報を共有できる「AirTag」については、6月のWWDC 2020、もしくは9月に開催される「iPhone 12」の発表イベントでお披露目されるとアナリストが予想しています。
ということで、3月末のイベントでの発表は期待薄みたい。
なかなか使えそうなAirTag
ところで、「AirTag」って何ができるのか?
簡単に説明するとビーコンです。
これを取り付けることによって、iOSアプリの「iPhoneを探す」で位置情報が共有されます。
「AirTag」の位置情報は、自分以外のiPhoneでも匿名で検出することが可能となっています。近くにiPhoneユーザーが居れば「AirTag」を検出してくれ、共有された位置情報は自分の「iPhoneを探す」に反映されます。オフラインで使用できるのがメリットです。
「AirTag」の詳細な位置は、Bluetoothを使用して特定。
U1チップを搭載した「iPhone 11」以降のモデルであれば、ARビューで正確な位置を映し出すことができます。
紛失や盗難に備えて、財布やバッグに入れておく。
自転車、バイクに取り付けて盗難対策。
そういう実用的な使い方から、車のタイヤの上の泥除け部分にマグネットで取り付けて、その車の行動を把握するという、まるで映画やアメドラみたいな使い方もできそう。
デメリットとしては、人が居ない田舎じゃ機能しなさそうな所。
- Source DIGITIMES
- Source 9to5Mac