6月22日~26日に開催されるWWDC 20のイベント内容と開始日時が告知されています。
Appleの新製品やソフトウェアが発表される基調講演の開始は、日本時間の6月23日午前2時から。例年通り、まずは基調講演から始まり、最新バージョンのiOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSなどを掘り下げるPlatforms State of the Unionが午前6時から開始されます。
そして、6月24日未明~27日にかけてはAppleのエンジニアによるセッションが提供予定です。今回のWWDC 20はオンラインでの配信イベントということで、次世代の技術とデザインにフォーカスした100以上のセッションが毎日午前10時より公開され、Apple Developerのアプリやサイトから視聴できます。
気になる!WWDC 20で発表されるApple製品
やっぱりWWDCといえば、最新のApple製品のお披露目でしょう。今回のWWDC 20では、事前のリークで「ARM Mac」が発表されると伝えられており、注目度はかなり高まっています。
ソフトウェアでは、この秋に正式リリースされる「iOS 14」「iPadOS 14」「macOS 10.16」の新機能などがお披露目されるでしょう。「macOS 10.16」がどういうネーミングになるのか?にもちょっと注目です。
iPhoneの位置情報を利用したビーコンの「AirTags」や「小さなワイヤレス充電マット」「新しいiMac」の発表も予想されています。
- ARM Mac:A14チップをカスタムしたSoCを搭載するARM Mac。3機種が発表されるという。Intel CPUと比べて省電力・低発熱が期待される。
- 新しいiMac:「Pro Display XDR」と同じくらい薄型ベゼルのデザインになる新型iMac。Fusion Driveを廃止し、フラッシュストレージを搭載。T2セキュリティチップ、AMDのGPU Naviシリーズを搭載。CPUはIntelの第10世代 Comet Lakeになると予想されている。
- AirTags:2020年前半に登場が予想されているビーコン。近くにある第三者のiPhoneの位置情報を匿名で収集して、それを元に位置情報を追跡することができる。デバイス本体でGPSを使う必要がないので省電力。ボタン型電池で長く使えるのがメリット。活用方法は様々。
- 小さなワイヤレス充電マット:“小さい”ということと“充電マット”であることのみ伝えられているデバイス。かつてAppleが開発していたものの発売中止となった充電マット「AirPower」とは違うようだ。
ハードウェアはこんな感じです。
やっぱり「ARM Mac」と「AirTags」が気になりますね。
- iOS 14 / iPadOS14:関係者によってリークされた「iOS 14」の新機能が、WWDC 20で正式発表される。ホーム画面が刷新されるなどの新機能が含まれる。
- tvOS 14:新機能は不明。
- watchOS 7:血中酸素を測定する機能、睡眠トラッキング機能などが追加。2020年内に登場する新型の「Apple Watch Series 6」向けの機能とされる。
- macOS 10.16:新機能は不明。どういったネーミングになるのかにも注目。地名を表すMojave、Catalinaときて次は?
ソフトウェアに関しては「iOS 13」だったり「macOS Catalina」だったり、以前のバージョンがあまりにも酷すぎたので、最新バージョンにすぐ飛びつく人はもうあまり居ないでしょう。目新しい新機能よりも、以前できていたことができなくなるというストレスの方が重要ということに多くの人が気づいたはず。
- Source Apple (日本)