macOSのソフトウェアアップデートで「macOS Catalina 10.15.5」「Security Update 2020-003 Mojave」「Security Update 2020-003 High Sierra」がリリースされました。
「macOS Catalina 10.15.5」では、ノートブックのバッテリー状態を管理できるツールが新しく追加されています。
MacBook AirやMacBook Proの内蔵バッテリーの状態を管理して、経年劣化による影響を抑えてバッテリー寿命を延長する機能になります。
バッテリー状態管理の設定は、システム環境設定にある「省エネルギー」から行います。
バッテリー状態管理を有効にしている場合、バッテリーの状態や充電パターンに応じてバッテリーの最大充電量が抑えられる場合があります。これは、バッテリーの劣化を抑える為ですが、家でフル充電して外でバッテリー駆動で使う場合などでは、ありがた迷惑な機能となります。
その場合は、設定で無効にしておけばフル充電できるようになります。
macOS MojaveやHigh Sierra向けのセキュリティアップデートを行うには、このMacについて > ソフトウェアアップデートから、“ほかにもアップデートがあります“の部分にある「詳しい情報」をクリックします。
かなり小さく表示されていますが、ここから進めばCatalinaにすることなくセキュリティアップデートを当てることができます。
macOS Mojave 10.14.6でeGPUを使用しているのですが、前回のセキュリティアップデートを適用したところeGPUの接続を解除するとMacが強制再起動するという症状が発生するようになっていました。
今回のセキュリティアップデートを適用すると改善されるか?とちょっと期待しましたが、結果は何も変化せず。
この症状は、eGPUでディスプレイに映像出力をしている場合のみ発生。HDMIハブでディスプレイへの出力を他の入力に切り替えると、接続解除してもMacは強制再起動しません。強制再起動したらMacからThunderboltケーブルを抜かないとちゃんと起動しません。