iOS 14.5ベータ2では、新しいショートカットも追加されています。
そもそも、iOSの「ショートカット」って、あんまり使っている人はいない・・・?と思われる機能の1つですが、一応チェックしてみました。
新しく追加されたショートカットは「スクリーンショットを撮る」「画面の向きのロックを変更する」「音声通話とデータモードの変更」の3つです。
まずは、一番分かりやすい「スクリーンショットを撮る」から。
これはまんまスクショを撮るだけです。
他の機能と連携させて使えば、それなりに有用なんじゃないかな?と思わせるショートカットですね。ただ、その具体例があんまり思い浮かばないというか、スクショなら別にショートカットに組み込まなくてもいいだろ・・・というのがあるので、実際に使う人はそんなに多くないでしょう。
「画面の向きのロック」に関するショートカットは、横モードと縦モードを切り替える時に使えます。
こちらもスクショと同様に単体では使う必要の無いショートカットで、他のアプリや機能と連携させて使います。
普段は縦モードで固定させて使っていても、特定のアプリを使う時にこのショートカットを連携させて画面のロックを解除して横モードにできるようにすると便利かも?
パッと思い浮かぶ活用方法はそのくらい。
例えば、動画アプリを起動させてその後にこのショートカットを使って横モードにできるようにするといい感じ・・・だと思ったんですが・・・
ショートカットに対応するアプリ、少なっ!!
これじゃあ、あんまり使い道無いですね。
最後は「音声通話とデータモードの変更」ですが、こちらも同様に特定のアプリを使う時は5G回線を使うとかそういう使い方が可能ですが、対応するアプリが少ないので、かなり限定的な利用になりそうです。
こういう事ができますよ!というだけで、実際は使う人はほとんど居ないというのはWorkflowの頃からあんまり変わってないですね。iOSのショートカットって。
同じショートカットでもSiriショートカットの方は対応するアプリも多いので、そちらを使う方が実用性は高いですね。
というわけで、ちょっとだけ新機能が追加されているiOS 14.5のショートカットですが、活用方法は微妙なままで相変わらずでした。