楽天モバイルとiPhone 12シリーズの組み合わせで発生していた「データ通信が行えなくなる不具合」は、iOS 14.4へのアップデートで解消されるということです。
そんな不具合あったの?という感じですが、それもそのはず。
かなり限定された条件でのみ発生する不具合となっているので、普通に使っている分には遭遇することはありません。
不具合が発生した条件
- iOS 14.3を適用したiPhone 12シリーズ
- デュアルSIM(eSIM)で楽天モバイルを利用している
- モバイルデータ通信を副回線の楽天モバイルに設定していない
iOS 14.3でも、設定からモバイルデータ通信の副回線に楽天モバイルを指定してやれば、普通に繋がるようになるので、そんなに大きな不具合でもありませんが、iOS 14.4にアップデートすることで、その設定も必要無くなるということなので、楽天モバイルをiPhone 12シリーズで使っている人は、iOS 14.4にアップデートしておくと安心です。
楽天をデュアルSIMのサブ回線として活用
楽天モバイルをeSIMで契約して、iPhone 11以降のモデルでデュアルSIMとして設定してサブ回線として使うパターンは、iPhoneユーザーにとっては結構メジャーな使い方となっています。
この方法は、4月以降に楽天モバイルを格安で維持する場合にも使えます。
- メインSIM:データ通信メインで使う
- 楽天のeSIM:Rakuten Linkで通話メインとSMS認証で使う
例えば、povoと楽天、UQ mobileと楽天のように、メインSIMに無料通話の付いていない料金プランをカバーするのに使えます。