楽天のホームルーターサービス Rakuten Turboで、プラン料金が1年間1,980円になるキャンペーンが実施中だったので、これを利用して1年間使った場合の料金を試算してみました。
Rakuten TurboとRakuten最強プラン、どちらがお得なのか？
Rakuten Turboとは
楽天のホームルーターサービス Rakuten Turboは、ホームルーターを設定するだけで回線工事が不要でインターネットに接続できるサービス。ホームルーターの購入費用がかかりますが、光ファイバーのように煩わしい工事（回線引き込み工事、解約時の回線撤去工事）が不要というフットワークの軽さがメリットです。
1年間 月額1,980円キャンペーン
- Rakuten Turboのプラン料金は通常4,840円/月
- キャンペーンを利用すると1年間は1,980円月になる（2年目以降は4,840円月）
- 契約事務手数料：3,300円
- ホームルーター代金：41,580円
最初の1年間は月々2,860円おトクになるので、割引価格でホームルーター代金を相殺するという考え方もできます。
ホームルーター代金を24回払いにした場合は、月額1,732円 x 24になるので、最初の1年間はコミコミ月額3,712円で使うことができます。Rakuten最強プランに近い料金でホームルーターが使えるということですね。
2年目は月額6,572円、ホームルーターの支払いが終了する3年目からは月額4,840円の支払いになるので、やはり、ホームルーターの代金がちょっと気になります。
Rakuten最強プランがお得？
ホームルーターは初期費用がかかるのと、モバイルルーターのように持ち運んで使うことができないので、モバイル向けのRakuten最強プランでテザリングするか、モバイルルーターで運用するのが現状では現実的な最適解でしょうか。
- データ無制限で月額3,278円
- 契約事務手数料0円
- Rakuten Linkなら国内通話無料
- SIMカードを入れ替えてスマホやモバイルルーターで使い回せる
ただ、Rakuten最強プランはあくまでモバイル回線なので、大きなファイルのダウンロードやアップロード時や応答速度についてはいくつか制限があります。これは楽天モバイルの説明書にも記載されていますが、動画などの「大容量ファイルのダウンロード」については通信が制限されることがあります。
具体的には、OSのアップデート時のダウンロードで数GB〜数十GBの大容量ファイルをダウンロードする際に、途中でダウンロードが中断されるといったケースもあるので、すでに固定回線を引いている環境にあるなら、月々1,000円ちょっとの差額でモバイル回線に移行する必要性はあまり感じられません。
Rakuten最強プランは段階制の料金プランになっているので、引越し先で固定回線を引くまでの期間だけは固定回線代わりで無制限で使って、固定回線開通後はスマホでちょっとだけ使うといった柔軟な使い方をすることもできるので、使い方次第では非常に頼りになる回線となるでしょう。
