高音質なスマートスピーカーのHomePodが製造中止・・・一体なぜ?

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Homepod is dead

Appleのスマートスピーカー「HomePod」が製造中止となり、今後は小型の「HomePod mini」がスマートスピーカーの主力商品になることが伝えられています。

「HomePod」は単なるスマートスピーカーというより、高音質なハイエンドワイヤレススピーカーとして位置づけられていた製品で、ライバル製品のAmazon EchoやGoogle Home / Nestと比べると高価なイメージがありましたが、やはり多くのユーザーは安い方を選択したようです。

日本国内では2019年8月23日に発売されたばかりなので、わずか1年半ほどで製造中止ということになります。

「HomePod」は発表時と登場時こそ注目されましたが、その後は特に話題に上がることは無かったので、あれって本当に売れてるのかな?と不思議でしたが、やっぱりあまり売れていなかったんですね。

ウーファーを重視したデカいスマートスピーカー、しかもステレオにするには2個必要!という時点で現在の日本の住宅事情には全くマッチしないなかったので、ある意味納得の結果ではあります。「HomePod」が発表されたのはWWDC 2017の事なので、そこから発売されるまでかなり時間がかかったことで熱が冷めてしまったという人もいるかもしれません。

また、ハイエンドワイヤレススピーカーではあるもののホームシアターとしては役不足という点で、やや中途半端な製品であったという指摘もあります。

ハイエンドオーディオ製品での失敗といえば、かつて存在していた「iPod H-Fi」を思い起こさせます。

どちらにしても、日本で受けるのはヘッドホンタイプの「AirPods Max」の方でしょう。

Homepod vs mini

「HomePod mini」でもステレオペアにできるし、機能面ではそんなに変わりません。

今回の製造中止により「HomePod」の販売は在庫分で終了しますが、その後はAppleのサポートが数年間続くことになっています。

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