povoでデータ通信を使いまくるとどうなるのか?
トッピングのデータ使い放題で試してみました。
できるだけギガを食うように、テザリングして複数のデバイスでネット接続を行い、使用感をチェックしてみます。
データ使い放題24時間の価格
- povo1.0:220円(税込)
- povo2.0:330円(税込)
注意書きには既に「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限します。」という表記があり、速度制限される事は明らかですが
どのくらいで制限されるのか?
どのくらいの速度になるのか?
というのが、ちょっと気になりますよね。
povoのアプリには1日にデータ通信をどのくらい使ったか?の表示がないので、具体的にどのくらいで制限がかかるのかは分かりづらくなっています。
データ使い放題で使いまくってみた
データ使い放題を午後6時から使い始めました。
これから24時間、ネット接続は全てpovoの回線でまかないます。
使い始めの速度は、下り70Mbps / 上り10Mbps。
アップロード速度は絞られ気味ですが、これだけ速度が出ていれば快適にインターネットが使えます。
午後9時以降のピーク時でも、下りはそれなりに速度が出ます。Webをするだけならかなり速いですし動画コンテンツの再生も問題ありません。
・・・が!上りの速度がメチャクチャ遅くなってきました。
具体的にどのくらい遅いかと言うと、300MB程度の小さな動画ファイルをYouTubeにアップロードするだけで、15分くらいかかりました。10分程度の動画だと2GB以上になるので、それをこの回線状態でアップロードすることを考えると、かなり厳しいものがあります。動画も取り扱うメイン回線としてこれ1本でやっていくのは、かなり苦労するでしょうね。(不可能ではないけれど)
さらにピーク時間帯となる午後11時には、下り27.9Mbps / 上り0.4Mbpsにまで落ち込みました。
早くも速度規制が入ったらしく、めっちゃ遅いです。
まんまダイアルアップ時代の速度です。ブログの記事やInstagramへのアップロードでもちょっとキツいレベル。
データ使い放題で使ったデータ容量は表示されないので、具体的にどれくらいで速度規制が入ったかは定かではありませんが、おおよそ3GB程度だと思われます。
そして、翌朝チェックしてみると速度規制は続いていました。
下りの速度は出ていますが、上りだけめちゃくちゃ絞られています。
お昼のピークタイムでチェックすると、今度は下りがめちゃくちゃ遅くなっていました。
これは単にお昼のピークタイムの速度制限かな?
それにしても遅すぎるけど。
ただ、上りの速度は従来通りに戻っているので、速度規制は解かれたようです。
12時間程度で規制解除になるのか・・・?
・・・と思っていたら、データ使い放題24時間が終了してもまだ速度規制が続いていました。
結構キツメの規制がかけられているのかな。
そしてやっぱり、上りがエグいほど遅い!
というわけで、いくらデータ使い放題だといってもアップロード速度が極端に遅いので、動画コンテンツを扱う回線としては全くオススメできません。YouTube動画のアップロードやライブ配信をする時だけデータ無制限のトッピングを使って・・・と考える方もいらっしゃると思いますが、速度制限がかなりキツめなのでまともに使えないでしょう。
povoデータ使い放題24時間の感想
- ダウンロード速度=まずまず
- アップロード速度=かなり厳しめ
- 固定回線が無い環境で、アップデートをまとめてする時などにいいかも
- ガンガン使った後の速度制限は覚悟しておこう!
テザリングで本体爆熱に注意
今回、 iPhone 12 miniをテザリングして使いましたが、複数端末にテザリングして大きなファイルをダウンロードしたりアップロードすると、本体がめちゃくちゃ熱くなりました。バッテリーもかなり消費するので充電しながら使うことになりますが、そうなると常に発熱した状態になりバッテリーの劣化も気になるところです。
スマホでテザリングをメイン回線にするなら、故障してもいい端末を使ったほうがいいでしょう。