鬼滅遊郭編の初回視聴率は9.2%、無限列車の10%から低下した理由は?

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Kimetsu yukaku amapri
(©吾峠呼世晴 / 集英社・アニプレックス・ufotable)

いよいよ放送開始となった『鬼滅の刃 遊郭編』。初回放送の視聴率は関東地区で9.2%(個人視聴率5.3%)でした。

10月に放送が行われた無限列車編の初回放送の視聴率は10%だったので、それと比べると、ほんの僅かですが低くなっています。

遊郭編の初回は1時間放送、しかも待望の新シリーズということで、かなり期待値が高まっていたのでちょっと拍子抜けだという意見もあります。無限列車編と遊郭編の放送時間帯は同じ、放送終了後には各動画サブスクサービスで配信されるという条件も全く同じです。

なのに、遊郭編で視聴率が低下したのはなぜでしょうか?

  • 鬼滅ブームが落ち着いた。
  • 無限列車編の熱が冷めた。

すぐ思いつく理由としてはこんな感じ?
みなさんはどうでしょうか。

視聴者のテンションは、劇場場無限列車編の地上波初放送時が間違いなく最高で、視聴率も『鬼滅の刃』で最高となる21.4%を記録。録画を含むコア視聴率に至っては、35.6%を記録しました。

その放送から間を開けずに10月から遊郭編が放送できていれば、熱をそのまま移行することができたはずですが、制作側の都合かまたは放送局側の都合か、誰も望んでいない無限列車編のぶつ切り再編集版の放送が2ヶ月に渡って行われ、その間に熱が冷めてしまったという人も少なくはないでしょう。

視聴者のテンションの推移は、実際の視聴率にも表れています。

総集編・劇場版

ゴールデンタイムに放送されたもの。

  • 兄妹の絆:13.3%
  • 浅 草 編 :13.4%
  • 鼓屋敷編:14.4%
  • 蜘蛛山編:14.7%
  • 柱合会議:15.0%
  • 無限列車:21.4%

TVアニメ版

日曜深夜に放送されたもの。

無限列車編

  • 1話:10.0%
  • 2話: 8.0%
  • 3話: 7.0%
  • 4話: 6.4%
  • 5話: 5.7%
  • 6話:6.6%
  • 7話:6.5%

初回放送は煉獄さん主役のアニメオリジナル回ということもあり、10%を記録しましたが、その後は一気に低下。「ただのぶつ切り版」ということが分かると、視聴率は右肩下がりに落ちています。そりゃそうです、つい最近やったばっかりですから。さすがに擦りすぎでしょう。

遊郭編

  • 1話:9.2%

遊郭編の視聴率、実はそこまで低くなかった

そもそも、遊郭編の視聴率である9.2%って低いのかというと、実はむしろ高い方です。

日曜の深夜という放送時間帯で9.2%の時点で化け物コンテンツには違いないのですが、それでも低いと感じるのは「鬼滅の新作にしては低いね」という評価をしてしまうからです。

また、ちょっとした数字のマジックもあります。

9.2%は無限列車編の初回の10%よりもやや低くなりますが、ここで比較している視聴率は平均視聴率なので、1時間番組の遊郭編の初回と30分番組の無限列車編の初回の平均視聴率を比べてちょっと低くなったといっても、それは全く比較対象としておかしい話になります。

  • 遊郭が舞台だから子供に見せたくない。

という意見に配慮しつつも、原作そのままで映像化することにこだわったことで、最初から日曜深夜という枠で放送されることになった遊郭編。とりあえず、30分番組になる2話目からの視聴率で判断しても遅くはないでしょう。

深夜帯に放送されるということで最初から録画したり配信で見るという人が多い中、CM入りの本放送を大人しく見てくれる視聴者が9.2%いるのもスゴいけど。

むしろ、こっちがコア視聴率なんじゃないのか。

 Amazonプライム・ビデオ

『鬼滅の刃 遊郭編』は、Amazonプライムビデオでも放送終了後に配信されています。CM無し。(再生開始時にM本人志かK取慎吾が出てくる場合もあるけど)ダウンロードすればオフライン再生もOK!

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