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今年の秋には、iPhone 14シリーズや新型iPad Proが登場する予定となっています。楽しみな反面、販売価格が上がるのでは?という懸念もあります。
ロシアのウクライナ侵攻による社会不安、原油先物価格の上昇、様々な物価の上昇、インフレ、円安ドル高の影響が本格的に出てくるのは、今年後半からと言われています。ちょうど、iPhone 14シリーズが登場する秋頃には影響が出ていることになります。
物価上昇とインフレは避けて通れないと言われているので、各種製品の値上げは確実に行われるでしょう。iPhoneも例外ではありません。
日米のiPhoneの価格差
Apple製品の価格は、米国での販売価格と日本での販売価格でかなり差があります。これは、Appleレートと呼ばれている独自のレートによって価格設定がおこなわれているからです。
円安でAppleレートが上がるか?
Appleレートは、iPhone 13 Proの価格を参考にすると1ドル=130円くらいに設定されています。これは製品によって変わりますが、全体的に為替レートよりもかなり高めに設定されています。
iPhone 13 Proの価格
- 米国:999ドル〜
- 日本:122,800円〜
今後、為替レートが1ドル130円を超えることは無い・・・と思いたいですが、今現在(2022年3月28日)のドル円の状態を見ると、あまり楽観視もできない感じ。円安がさらに加速してAppleレートが引き上げられると、米国と日本でのApple製品の価格差もさらに開くことになります。
製造コスト増→販売価格が上がる可能性
為替レートの変動と同じくらい、原材料の高騰による影響も無視できません。元々、コロナの影響で半導体の供給不足がある中で今回の原材料高騰ですから、製造コストがアップするのは確実です。その結果、販売価格が上がる事が考えられます。
一番怖いのが、値上げとAppleレートの引き上げが両方一緒に来るパターンです。製造コストの高騰から販売価格が上がり、さらに円安によるAppleレートの引き上げが行われる。無いとは言えないのが恐ろしいですが。
それでもiPhoneは売れる
値上げされようがAppleレートが引き上げられようが、円の価値がどんどん下がろうが、iPhoneは人気は続くでしょう。ただし、経済格差は今よりも確実に広がるので、新品のiPhoneを買う人はだんだんと減り、中古iPhone市場がさらに潤うことになるでしょう。新品iPhoneは毎年買い換えずに2年毎、3年毎と長期で保持し続ける人も増えると思います。っていうか自分がそれですね。それでも十分なんですよね。性能的には。
情報の遮断も時として重要
こんな記事を書いておいてなんですが、最近はしんどくなるニュースばっかりで、気分が落ち込んでいるという人も多いのではないでしょうか。
ニュースで最新情報を仕入れるのもいいですが、あえてそういうニュースを見ないという選択肢もあります。精神的なキャパを超えていて受け止めきれないのであれば、逃げるのも重要ってことですね。