(image: Tommyboiiiiii)
台湾の市場調査会社TrendForceのレポートで、iPhone 14の価格予想リストが公開されました。それによると、iPhone 14は749ドル〜でiPhone 13よりも50ドル安く登場すると予想されています。
アナリストの予想ではiPhone 14の価格は、iPhone 13と同じ799ドル〜でiPhone 13 ProとPro Maxは100ドル値上げされるとありました。
しかし、今回のレポートでは、それよりも50ドル安い価格で登場すると予想されています。
- iPhone 14(128GB):749ドル
- iPhone 14 Plus(128GB):849ドル
- iPhone 14 Pro(256GB):1049ドル
- iPhone 14 Pro Max(256GB):1149ドル
(image: Trendforce)
値上げされる理由としては、物価高騰、エネルギー価格の高騰、インフレ解消に向けた米国の利上げの影響で世界の為替レートが大きく変動したことなど、複合的なマイナスの要素があり、消費者の購買意識もかなり低下している中で登場するiPhone 14シリーズは、スペックやデザインよりも価格に最大の注目が集まっています。
iPhone 14はどうせ値上げするんでしょ?という流れの中で、前モデルより50ドル値下げで登場すれば、たしかにインパクトはあります。50ドルの値下げは、日本など海外輸出向けの価格設定を考慮した結果かもしれません。
どちらにしても、価格改定前のiPhone 13の価格より遥かに高価となってしまうのは変わらないので、日本のユーザーは「iPhone 14はスルーして買わない」という人も多くいらっしゃいますが、iPhone 14が50ドル値下げされて登場するのなら、為替レートによる値上げの印象が少しは緩和されることになりそうです。
米国のインフレはピークが過ぎた感があるものの、長期化する恐れがあることから利上げは今後も継続するというお達しが先日あったので、そうなると円安も長期化することになります。つまり、米国からの輸入品であるApple製品は今後も高いままというわけで、そうなると「もう、いつ買っても一緒じゃん!」という消費者心理になるので、買いたい時が買い時みたいな感じになるのかなという気がします。
案外、iPhone 14シリーズは買っても損はしないかも。
- Source AppleTrackさんはTwitter
- Source Tommy BoiさんはTwitter