今後登場するiPhoneのフロントカメラ周りの作りがどう変化するのかについて、DSCCのCEO Ross Youngさんがロードマップを公開しています。
今年の9月に登場するiPhone 14シリーズでは、Proモデルのみ「ピル型のFace ID + パンチ穴のフロントカメラ」が搭載されますが、2023年に登場するiPhone 15シリーズでは、エントリーモデルにも「ピル型のFace ID + パンチ穴のフロントカメラ」が搭載されます。
そして、2024年のiPhone 16シリーズでは、Proモデルのみ「ディスプレイ下のFace ID + パンチ穴のフロントカメラ」というスタイルに進化。ディスプレイの穴はカメラ穴のみになります。
2025年のiPhone 17シリーズでは、エントリーモデルも「ディスプレイ下のFace ID + パンチ穴のフロントカメラ」になり、2026年のiPhone 18シリーズでは、Proモデルのみ「ディスプレイ下のFace ID + ディスプレイ下フロントカメラ」に進化するという流れになっています。ここでやっと、ディスプレイに穴の無い完全なフルスクリーンモデルが登場するわけです。
So like this? pic.twitter.com/cvz2qUBlpl
— Brandon Caleb (@brandon_caleb25) May 10, 2022
完全フルスクリーン化をしてもインパクトは薄い
このロードマップ通りに進むとすれば、iPhoneが完全にフルスクリーンに変わるのは2027年のiPhone 19になるでしょう。近未来の話になってしまっていますが、その頃でもストレートタイプのスマートフォンが主流であるとは考えにくく、iPhoneがフルスクリーンになったところで、インパクトはさほど無いでしょう。
LightningポートからUSB-Cへ移行のタイミングは?
ディスプレイのデザインよりも気になるのは、どのタイミングでLightningポートを捨てるのかということです。
ディスプレイのデザインが共通になるタイミングになると思いますが、iPhone 15でスパッと移行するか、iPhone 17あたりまでズルズルと粘るのか。