完全フルスクリーンiPhoneは2024年秋に登場、画面下カメラの技術的課題が影響

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Iphone16pro fullscreen

完全なるフルスクリーンiPhoneが登場するのは、2024年秋に登場するハイエンドモデルの「iPhone 16 Pro」になるとアナリストのMing-Chi Kuoさんが予想しています。

iPhone Xから出現したノッチ(画面上部にあるM字の部分)は、今年の9月に登場するiPhone 14 Proでひとまず無くなりますが、完全に無くなるわけではありません。Face IDに使うTrueDepthカメラとフロントカメラが分離され再配置されるだけで、見た目上はノッチが無くなるものの、画面表示はノッチがある時と大きくは変わりません。

以前から噂として出ているフルスクリーンのiPhoneは、画面の下にTrueDepthカメラとフロントカメラを搭載し、カメラを使う時だけ表示する仕組みを用いてフルスクリーンを実現すると言われています。

フルスクリーンのiPhoneは2024年に登場か?

iPhone 14 Proで搭載されるという噂もでていましたが、技術的に難しい部分があるということで、画面下のカメラ搭載は見送られました。

画面下にカメラを搭載、通常時は画面表示が行われ、カメラをONにした時は画面が透過してカメラが使えるようになるという仕組みは、画面下にカメラレンズがあることから、暗い場所だとカメラレンズに取り込まれる光量が足りず、カメラの画質に悪影響があるという技術的な課題がありかす。このことから、iPhone 14 Proからさらに2年後の2024年秋まで延長されるだろうと予想されています。

iPhoneのノッチ遍歴

  • (2017年9月)iPhone X:ノッチが出現、初期はユーザーから批判が続出するも、他社のスマホがノッチ有りデザインに追随して定着
  • (2021年9月)iPhone 13:ノッチが少し小型化
  • (2022年9月)iPhone 14 Pro:TrueDepthカメラとフロントカメラを分離、ノッチが消える
  • (2023年9月)iPhone 15:エントリーモデルからもノッチが消える
  • (2024年9月)iPhone 16 Pro:画面下にTrueDepthカメラとフロントカメラを搭載、完全フルスクリーンになる

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